大橋印房からの
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「印稿」と呼ばれる下書きをもとに印面に字入れをします。
「印稿」の文字デザインを、朱墨を塗った印面(彫刻面)に 書き込み、文字を整えながら彫っていきます。
余分な肉を削ぎ落とし、文字を研ぎ澄ませていきます。
文字に、手彫りならではの美しさを与えます。
専門のオペレーターが原稿をもとにPCで版下を作成します。 使用目的に最も適した印面をデザインしていきます。
版下をもとに型を作った後、 高温・高圧力のプレス機を使用して原料のゴムを流し込み、印面となるゴム版を焼き上げていきます。
再度原稿を確認しながら、焼き上がったゴム版を適正なサイズに裁断していきます。
裁断されたゴム版の大きさや用途に合わせて台を選び、正確に接着し固定します。大きいサイズのゴム印には、押しやすいように「にぎり」と呼ばれる柄を付けることもあります。
印面の反対側にインクが付いたゴム版を押し付け、印影どおりの見出しを作ります。
この作業は実際のゴム印を押すときのずれをも計算した手作りならではの職人技です。
UVインクを使用して見出しを乾燥機で定着させる、またはニスで定着させることで終了です。
これにて、ご注文頂きましたゴム印が完成となります。